ワイルドさはモテるのか

何時の時代もどんな国でも、女性はワイルドさのある男性に惹かれます。

現在は中性的な男性がモテるとされていますが、意外と現実は異なるものです。

また美人な女性ほどこの傾向が強く、ワイルドさのある男性は美女にモテるのが世の常です。

では、男性のワイルドさとはどのようなものでしょうか？

これをわかりやすく表現しているのが、かの有名な宝塚歌劇団です。

宝塚歌劇団は歌舞伎の女性版みたいなもので、女性による女性のために作られた演劇集団です。

そして、その中でも絶大な人気を誇るのが男役という女性たちで、彼女たちは女性目線で理想とする男性像を演じているからこそ、その人気を不動のものにしているのです。

ですが、同じく女性が作った男性像として少女漫画というカテゴリもありますが、これはどちらかというと女性の妄想が強いものですので、あまり参考にはなりません。

というのも宝塚歌劇団の男役の女性は、丹念にワイルドさを研究し、実際の男性と自分のキャラクターを近づけることで、できるだけリアリティのある男性像を模索しています。

現にそのときの名残が抜けないためか、宝塚歌劇団を退団して女優として活動する元男役の女性は、どこかワイルドさを残した風貌や仕草をしています。

しかし少女漫画の世界の男性像は、あくまで作者の好みや想像が作り上げた虚像であり、萌えアニメのヒロインのような女性が存在しないのと同じく、少女漫画に出てくる男性もリアリティはありません。

むしろ、実際に少女漫画に出てくるような男性を演じたら、大半の女性は気持ち悪いと拒否すると思います。

そしてワイルドさを追求するうえで大切なのは、品格と清潔感です。

男性が想像するワイルドさとは、女性から見ると、ただ野蛮で不潔なイメージに映ることが多いのが現状です。

例えばアンケートなどを取ると、日本女性の多くはヒゲを生やす男性を嫌うと答えます。

これはヒゲを生やしている男性は好きですか？
という質問をしているだけなので、こういう結果になるわけです。

ですがヒゲの似合う、品格と清潔感のある男性を見せたらどうでしょうか？

その場合は大半の女性が、ワイルドさがあってカッコイイと答えるでしょう。

また女性が求めるワイルドさとは、その男性の立ち振る舞いにあります。

ガサツな言葉遣いや下品な態度などではなく、まさに宝塚歌劇団の男役が行うような仕草が、女性が求めるワイルドさなのです。

その他にも、女性は頼れる男性を男らしいと感じる傾向にあります。

困ったときに手を差し伸べてくれる人、大変なときに助けてくれる人、少し大雑把だけど優しい人を男らしいと感じます。

以上のことからワイルドさはモテるということになります。

こういったことを意識しつつ、「可愛い彼女を作るには」から記事を読み、本格的に好みの女性を彼女にして頂ければと思います。